仏教の話

法話は話を聞く人の問題ということもある


 

ウソを言うて褒められた

ホントを言うて怒られた

 

人はプライドの塊のようなものです

面と向かって欠点を言われたら誰だって腹を立てます

どうやってその方に注意を促すかというと

「大抵の人は…こうですね…」という風に不特定多数に対して言う形にすると案外効果があるかもしれません

 

しかし、

厄介なのは自分のことだと全く気付かない人

つまり、自分を省みない人

(かと言って、あまり自意識過剰になると別問題)

 

お坊さんが話す法話というのはお坊さんの腕にもよりますが

実は聞く方の問題が強いように思います

 

お寺に来られる人はお寺とのお付き合いが多いです

いわゆる義理参り

こちらとしても誤解しないようにかなり注意しながら話を用意していきますが、

結果はどうなっているのか私にもよくわかりません

 

同じ話でも

あるお寺では大ウケだったのが

今日のお寺では「シーン」だったとか

これも“お寺あるある”です

 

過去の辛い出来事から

仏教を照らし合わせてみてどのように感じるかは

結局のところ聞く方の問題になりますね



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