仏教の話日記

日本一の布教師来る


11月の11日と12日

当山では十夜法要が厳修された

十夜法要とは阿弥陀仏が仏となられたことをお祝いする法要である。

旧糟屋郡の浄土宗のお寺では年中行事で最も大きく開催され、

二日三日勤めるお寺もめずらしくない。

 

今回の布教師さまは佐賀の神埼、藤野上人。

私は幼少の頃より存じ上げ、日本一の布教師と謳っている。

その故は最も熱意を伝えていると感じるからである

そして、難解な教えを誰にでもある日常生活のワンシーンを

面白おかしく伝えることができるからである。

 

お経とはどのようなことが書かれているか

それは永遠に続く真実が説かれている

なぜ、年を取るのか

悩み苦しみ悲しみ嘆きはなぜあるのか

仏の眼から見たらこの世を苦であると説かれた

これがお経の内容である。

 

私たちの心はなんと心が静まり難いのか

その例えを面白おかしく藤野上人はこう仰られた

今、こうして皆さんは立派にお寺にお参りに来られ、

お説教を聞いておられる

ところが、

家に帰ると玄関に寿司桶が4つ重なってあったのを見つける。

この出会いを「縁」といいます。

これを見て、お寺の”おとき”を召し上がった皆さんは

きっと腸が煮えくり返るのでは・・・

二の足踏んでお寺に行ってきて、帰ってきたと思ったらこの有様、

息子は自分の子だと思っていたけど、心は嫁さんに持って行かれた

 

自分の扱いは何かと思う

そこで孫がやってきて

おばあちゃんお帰りと優しいことばをかけてくれる

それを聞いて心が少しすっとして

やはり、孫はうちの血筋を引いていると喜んで

孫を誉める

 

が、孫が次のように言った

おばあちゃん、どこか行くの?

ん?

どこも行かないよ、どうして

お母さんがおばあちゃんは早く行けばいいのに

って言っていたよ

 

なーーーにーーー

お母さんに言っときなさい

お先にどーーぞーーって

 

といって、玄関に寿司桶があるだけ

私たちの心とはすぐに鬼の形相になる

ちょっとした縁で私たちはなにをしでかすかわからない

 

仏の眼からみた私たちの姿とは

そういう姿である

 

と、藤野上人は仰っていましたが

なかなか

文章では伝わらない

 

お説教は必ずLIVEで聴く事である

 

 

 

 



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