仏教の話日記葬儀・法事の話

浄土宗の葬式とは


葬儀は引導を渡す儀式です。

 

引導とは次の世界にお送りする作法です。

 

浄土宗の引導とは(つまり、葬式とは)極楽浄土へお送りする儀式です。

 

本来、浄土宗の教えから言いますと、亡くなった時点で極楽に生まれるので、

信仰の上から考えますと葬儀式は必要がないと言えばないのです。

臨終(亡くなろうとしている)の時にお念仏を唱える儀式こそが極楽にお送りする儀式になります。

では通夜や葬式はどんな意味があるのか?

 

儀式は残された者のためにあります。いろんな方がお世話になったことのご挨拶に伺いたいのです。

そして、残された者が亡き方との気持ちの整理をし、生きる力をつけるためであります。

 

通夜は本来、僧侶は執り行いませんでした。家族や親戚、近所の方で行なっていました。(今でも僧侶が来ないお寺もあります)

 

昼お参りできない方が夜のお通夜に行ける。

 

お参りできる機会が少しでも多くあった方が忙しい現代人には喜ばれるはずです。

義理と人情がなくなったら葬儀もなくなる気がします、

しかし、それは同時に心の整理がつかず、いつまでたっても何か腑に落ちない生き方になるでしょう。

 

葬式は心のフシをつける儀式と思って下さい。

 

竹と同じように伸びるには人もフシが必要なのです。

 

上を向いて歩くために



・。*・。*・。・。*・。*・。
【円相寺副住職のイベント情報】
・。*・。*・。・。*・。*・。

【毎週土曜】朝7:00 一緒にお祈り(お経を読むお参り)しませんか?

【第1、第2土曜】19:30~21:00「寺ヨガ」

【毎週金曜】15時~17時 大人のための書道教室(美和台公民館)

【満員お礼】小中学生対象リアル寺子屋式子ども書道教室はこちら

↓↓↓円相寺副住職のイベント情報公式LINE@お知らせが来るかも!?

副住職は仲間になりそうにこちらを見ている


副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている!

【お問い合わせ】
円相寺副住職 裏辻正之(えんそうじ ふくじゅうしょく うらつじ まさし)
アイコンをポチると各SNSをご覧になれます↓↓↓
         YouTube

〒811-0213 福岡市東区和白丘1-10-48