説法というのはいわゆるプレゼンだ
いかに「わかりやすく伝える」ことが問われる
何の話なのかわからないというのは、聞いている人の時間を殺したことになる
この「分かりやすく伝える」ための勉強と工夫と知恵が僧侶の修行である
ある説教師は紙に字を書いて、見せる方法を思いついた
また、時代が変わり、黒板を使うようなスタイルが生まれた
そして、現代はスライドを使うようになった
いずれにしてもそれはいかに「分かりやすく伝える」かという考えが自然に生まれたもの
YouTubeを使った説教というものも出ている
忘れてはならないのは
あくまでも基本は原稿を書くという行為だ
表示方法は時代に合わせていけばいい
その表示に囚われるのもよくない
もっと重要なのものがある
それは「情熱」だ
どうしても伝えたいという熱、
自信という熱、
これがないと話にならない
もっと言えば、この勢いのような熱が
ないと伝わらない
いつになっても
説教は難しい
なんせ、あまり面白くなさそうだから
興味を引くような内容じゃないから
だから、なんとかして聞いてもらおうと
ありとあらゆる方法を考える
楽しい話も入れないといけない
かといって、それだけでは何の話かわからなくなる
原稿から離れた話をしたいが
離れると脱線し
方向を見失う
ホント
どうしたらいいか途方にくれる
胃を痛めることもある
この2週間
その説教の準備で胃と目を傷めた
皆、僧侶はこうして法を伝えてきたのである
それが僧侶の僧侶たるゆえん
苦しまなくて何が説教だ
自分が苦しまなくてどうして伝わる?
お釈迦様は言った
この世は苦である、と
そして、この苦から逃れる方法が
仏教なのだから
もうすぐ
お釈迦様の誕生日
報わなくては・・・・
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