ドラクエ3でダーマの神殿の位置を考えると
山々に囲まれているためインド北部、ネパール、チベット、ブータンだと考えられる、
この辺はチベット仏教が盛んな地域であるため
ダーマの語源は何かと考えなくても「ダルマ(Dharma)」法、ブッダの教えそのもの、悟りの中身、真理といった意味になるだろう。
因みに、聖徳太子の十七条の憲法の第一条に篤く三宝を敬うこととあり、
三宝とは「仏・法・僧」、その「法」もダルマである。
政治家が選挙に当選したらダルマに目を書くが、
あのダルマは達磨大師という偉いお坊さんのこと
ダルマ説のほかに
布施の語源である「ダーナー(dâna)」説も視野に入れたい
布施とは六波羅蜜行の一つで、
立派な善行を積んでブッタのさとりを開く行であるからだ。
臓器提供をドナーというが、それもこのダーナーから来ている
また、ダーナーから英語の寄付を表すドネーション(donation)が生まれたのではないかと想像する
中国では旦那と訳され、お金を与えてくれるから旦那さんと言われるようになったか。
(うちの旦那は与えてくれない?)
ダーマの神殿より北の方に「ガルマの塔」といって賢者になるための必須アイテム、「さとりの書」が入手できる塔がある。
このガルマの名前の由来も聞かなくても「カルマkarman」、つまり「業」であることは容易に想像できる
では、なぜさとりの書が塔にあるのか、
偶然なのか必然なのか、
私は深い意味合いがあるようにしか考えられないのである
塔はお経を保管する建物である。
かの玄奘三蔵法師は中国から持ち帰ったお経を納めるために塔を建て、
その塔は今でも大雁塔といって西安の観光名所となっている。
そもそもお経とはお釈迦様のお説教であり、
その内容はさとり(覚り)を目指して修行をする方法が書かれているものである。
「さとりの書」とはまさにお経である。
だからガルマの塔にさとりの書が収められているのだ
善行を積んで業(この場合は経験値)を重ねていき、
お経という「さとりの書」で真理の智慧を開いていく(賢者に目覚める)
そのためなのか、
この塔には修行の結果が早く出るようにメタルスライムが出現する
なんとまあよく出来ている話だ
当然、こんな意味があっただなんて、
小学生の頃の自分がわかるはずがない
今こうして、なるほど
ドラクエすげえなあと感心している
こんなブログを書くより
私も修行をしなければならないと気づいたので
終わりとする
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