日記

世の中はこういう方たちの支えで成り立っている~おやじの会とは~


いろんな体験は

人への思いやりを生むという話

 

夏はとてつもなく忙しい

仕事もそうだが、

私にとって

いや、男にとって

務めを果たさねばならないものがある

 

夏祭りだ!

 

私の住む地域の夏祭りは

約10000人で賑わうのである

 

復唱するが

地域の

しかも

「校区の夏祭り」で

約10000人(推定)の方が

小学校に集まるのである

 

このような地域は

あまり耳にしないと思っている

つくづく

この町に住んでいることを

誇りに思う

 

客として行ったのは

福岡に来た年だけで

ほぼ毎年、

何らかのボランティアをさせていただく

 

子どもが小学校に上がってからは

通称「おやじの会」という組織の

出店を

昨年からは焼き場

そして、今年はかき氷を

仰せつかった

 

このかき氷は

ふわふわのかき氷を

わずか100円で提供し

長蛇の列を作る「まつり美和台」に

なくてはならないものになっている

 

このかき氷屋を

6人掛かりで店を構え

そのうち二人でかき氷機で氷を削る

私はそのかき氷機の前に座るポジションになった

 

二人で約1000杯作った

気温は酷暑なのだが

手だけは真冬になる

この極端な世界から4時間以上拘束されることになる

 

何度も何度も

氷との闘い

後ろを振り向くと長蛇の列

それは

一瞬たりとも休むことを許されないを物語る

 

ビールケースを椅子替わりにすると

こんなに尻に負担がかかることを思い知らされるのは

おそらく人生でこの時だけではないか

 

あー疲れた

もう1時間は経っただろう

そう思って腕時計を見たら

まだ10分しか経っていない

まるで「精神と時の部屋」に入っている感覚で

かき氷屋における時間のスピードは

恐るべき程の牛歩である

 

何度も何度も

氷を削る

そして、

相当にデジャヴを体験する

 

何度もやっていると

手が勝手に動くようになり

無思考の状態になり、

いわゆる「ゾーン」状態に入ることもあった

 

そんなことはどうでもいいのだが、

 

それでも

楽しみにしている男子や

浴衣姿の女の子を見ると

子どもにおこずかいを出す時の

あの歓心のようなものが

湧いてくる

 

そもそも

その子どもが嬉しそうにするのを

肥やしにしている団体が

この「おやじの会」という組織なのだ

 

何回か携わっていると

子どものためという理由の他に

このオヤジさん方との義理人情に惚れ

子を持つ親同志の絆に愛着を持つようになる

 

大変な労力がいるイベントが多いが

その後のビールはうまい

 

損得で考えると

明らかに

骨折り損のくたびれ儲け

だろう

 

そもそも、

このオヤジたちは

損得で考える

という概念はない

 

この世には大事なコアなものがあり

無くしてはいけないものであり

目に見えないものであり

数字はなく、

勝った負けたではない

ということを分かっている方たちだ

 

日本という国は

こういうオヤジで成り立っている

 

ということを

少しでもご理解いただきたい



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