仏教の話

もし突然、障害者になってもあなたは「今が一番いい」と言えますか?


もしあなたが

ある日突然、治らない病にかかり

車いす生活になって、

寝たきりになることが決まっていて

人よりも早く死ぬことが

確定していることを知って、

あなたはそれでも

「今が一番いい」と言えるでしょうか

 

15日土曜日にうちで行われたイベント

「三人のオジサンによるお寺で楽しく自分を見つめる時間」は

おかげさまで大成功になりました

 

PLSという100万人に1人の難病と闘う落水洋介さんの言葉に

何人の方が勇気をもらったことでしょうか

 

この病気はだんだんと体が思うように動かなくなり、

寝たきりになり、最後は呼吸が止まってしまうという原因不明の病気です

 

その状況の中で

どうして落水さんは前向きに物事を

捉えることができたのか

これは誰でも訪れる老い、病、死を

どのように考えればいいのか

という仏教のスタンスと同じことと言えるのです

 

もちろん、

苦難の時期は想像を

絶するものがあったと思います

何度も死にたいと思ったそうです

なんせ

やっと安定したインフラ系の会社に転職でき

美人の奥さんと幼い子ども二人がいる幸せの絶頂にいる時ですから

 

そこでSNSやインターネットで

同じ病気の方との出会いが彼を救ったようです

 

寝たきりになっても

とても明るく前向きでいる方が

たくさんいることを知ったそうです

 

今まで自分を苦しませていたもの

それは

障害者=不幸

という固定観念だ

と気がついたそうです

 

死をイメージできる方は

何をすればいいか

何をしたら幸せなのかが

わかってくるのでしょう

落水さんは

ひたすらしたいことをして

前向きに物事をかんがえるようになり

笑顔を振りまいていたら

いつのまにか

自分のところに人が

集まってくるようになったそうです

 

“笑顔は人を集める”

 

すると今度は

感謝がたくさん出るようになった

 

たくさんありがとうを言って回りたい

そう語っておりました

 

 

普通は何かを手に入れるとか

所有することで幸福感を満たしますが

すぐに次の欲が出て

満たされなくなってしまう

まるで

喉が湧いているのに

海水をのんでも満たされないものです

 

本当の幸福とは

自分が思っていたものと違ったものかもしれないのです

 

物事を広く、大きく俯瞰してみると

自分というのはなんて小さなものだ

その小さいものが言っている不幸は

実はそんなにたいしたことがないかもしれない

っていうか、自分は振り返ってみたら

結構幸せなんじゃないの

 

物事を見方

前向きに捉える習慣と技術をつける

幸、不幸は運、性格ではない

 

思考による技術であります



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