一体どれだけの「選択」をして来たのでしょうか
と同時にどれだけ
「さいおいて」「捨てて」来たのでしょうか
選択をするということは
それ以外のことを
「さしおいて」「捨てる」ということを意味します
目的を達成するには
かなり厳しい決断をして来たわけです
思えば
結婚というのは
親よりも大事な人と一緒になり
その人以外の異性の人をすべて捨てるような生活とも
言えるわけで
見方によっては
ものすごいことをしているのです
部屋が片付かない
どんどん物であふれるという方は
この厳しい「選択」つまり
「さしおいて」「捨てる」ということを
おざなりにしているわけです
人は一つの事しかできません
あれこれ余計なことを考えず
一つの事に集中できるからこそ
満たされた心になるわけです
シンプル イズ ベスト
一つにおさまることが
一番いいわけです
日本仏教を振り返えると
劇的に変化したのは
平安末期から鎌倉時代でした
その先駆者は
浄土宗を開いた法然上人です
このお坊さんは
それまでは
「厳しい修行をした人」しか
救われなかった仏教だったものを
「修行をしない人」でも
救われるという
とんでもないことをやり遂げました
その方法は
仏教の教えを徹底的に
絞りに絞り
絞った結果
なんと
南無阿弥陀仏だけでOK
なおかつ
一度でも南無阿弥陀仏と唱えたら
とても厳しい修行した功徳よりすごい
ということを正当な理由で
論理的に説明しました
それはつまり最初で言いました
「選択」という考え方です
いろんな教えを
「さしおいて」「捨てて」「選んだ」わけです
こうして
当時の一般ピープルは
喜んで南無阿弥陀仏を
唱えるようになり
その後の日本の仏教は
この考えに似通るようになります
人は一見して
あれもいいなあ
これもいいなあ
とついつい人の物がよく見えたり
するものです
またいろんな方から
それ大丈夫?こっちのようがいいよ~
という勧誘があるのも世の常
一つの事を徹底的に絞る
そして自分はこれで行くぞ!と
腹を決める
すると道が見え
前に進めるようになると思います
自分を信じ、
よりどころとなるものを信じれば
きっと大丈夫
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