2月15日の今日は
お釈迦様のご命日で「涅槃会」といいます
祇園精舎の鐘の音
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰のことわりを表す
この名文の中に涅槃会の事が
書かれています
お釈迦様の時代に
祇園精舎というお寺があり
そのお寺では人が亡くなると
鐘を付いていたそうです
「沙羅双樹の花の色」とは
お釈迦様が亡くなったことを意味します
お釈迦様が亡くなった瞬間
東西南北それぞれ二本組になった沙羅の木が
真っ白に輝きました、
人や動物だけではなく
植物も泣き悲しだとされています
お釈迦様の弟子さんの中で
悟りをひられた方は500人いたとされています
お釈迦様のお傍にいると
あっという間に悟ると言われていましたが
何十年もお傍におられたのに
全く悟りを開かなかったお弟子さんがいました
その名は「阿難」
涅槃図を見ると
一人だけ泣き悲しむ方がおられます
それが阿難です
(実は他のお弟子さんも悲しんでいますが“無常を悟っている”ので涙はながしていません)
お釈迦様亡き後
このお釈迦様のお言葉を再確認して
それを文字に残そうという動きが出ました
(のちにこれが「お経」になります)
お釈迦様の後継者が言いました
「阿難よ、おまえはずっとお釈迦様の傍にいて一番お話を聞いていたはずだ、
今、みんなにそれを話してくれ」
しばらく引きこもっていた阿難でしたが、
元気を取り戻し、皆の前で堂々と話し始めました
「私はこのように聞きました・・・・」
お釈迦様の言葉を口に出したこの瞬間、
阿難はお釈迦様の言葉の本当の意味がわかり
瞬く間に悟りを開かれたといいます
その時わからなくても
後から大事なことに気づくってありますね
あの時は煙たかったけど
今になって心に刺さる言葉がある
「冷酒と 親の言い分 後に効く」
だから、
言葉を残すということは大事なことなんですね
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