日記

改めまして「お寺は何をするところか」と考えてみますと・・・・


 

改めまして

「お寺は何をするところか」と考えてみますと

 

①お経を読んで、

②お話(法話)を聞いて、

③お茶を飲みながら人と話すところ

です

 

これはおそらくは何百年も変わっていないと思います

③は人それぞれでしょう

しかし、①と②はお寺のアイデンティティです

この二本柱がなかったら、お寺は

お経を聞くライブハウスか

そこそこ古い仏像を鑑賞する文化財か

コミュニティーセンターか

になるでしょう

 

また墓を預けるだけの関係になると

法事ができる霊園さんとさほど変わらなくなります

 

よく霊園さんにあるのは

お墓の手入れ管理が大変ですよね~という切り口で

まったく手間がいりませんと謳い文句で宣伝し

その代わりに永代供養を高く設定する

この消費者と業者のような図式が成り立つのは

やはり、「面倒だから」という欲ならばこそです

 

お寺は

遺骨だけの関係、繋がりで成り立たないようにしたいものです

もし、

檀徒とお寺の繋がりが「遺骨」だけであれば

たとえば、夫婦の繋がりが「子ども」だけだったり、

「紙切れ一枚」で夫婦であると言っているようなものと一緒です

遺骨を通じて、自身を省みる場所として考えていただきたいですし、

 

また、

まだお寺とのご縁がない方(薄い方)は

こういうブログなどをご覧になっていただけたら幸いです

 

お寺はお経と法話で、

俗世間から見たら面倒なことも超えた世界では「とても意義がある」ことにしていきます

つまり、先祖供養の大切さとその行動動機や、由来などを仏教で伝えることで物の見方を改め、生き方を考えましょうと言っているのです

もっと言えば

俗世間の欲は永遠に満足しないようになっていますから

仏教というのはそれに気づいて欲しいとメッセージを出しているのです

 

私もあと3年ぐらいしたら(三男が小学生になったら)

写経体験とは別に15分ぐらいのお経を唱え、お話(法話)をし、お参りに来た方との座談会のような(参加予約が不要な)イベントを行いたいと思っています

 

写経体験イベントで仏教を求める方は一定数いらっしゃることがわかり、

そういう方と仏教の面白さを一緒に味わって行こうと思ったわけであります



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