日記

なぜ昔は自然と年配者を立てていたのか?


 

なぜ昔は年配者が立てられていたのか?

 

今と昔の決定的な違いと言ったら

使っている「道具」である

 

昔は道具がなかなかアップデートされなかったため

技術を習得するのに大変時間がかかっていた

すると、

仕事の段取りは自然と

熟練、経験が豊富である年配者が決めるようになる

 

たとえば

こういう「しめ縄作り」になると

私のような現代人は途端に

何をしていいのかわからなくなる

 

まず最初にすることは藁の選別

見た目では全くわからないだろうが

実は“いい藁”を選んでいる

選ぶ前↑

いい藁に選んだ後↑

 

この時に使うのが

この“前前前時代”からあるような道具

熟練者ほど腰が入っている

 

そして次はいよいよ、しめ縄

この作業をしてみると

宮地嶽神社や出雲大社のあのドデカいしめ縄は

一体、どれ程の藁と時間と労力を要するのか

想像だに出来ない

この“よりより”しめ縄に至っては

今や80代の方や70代後半の方でなければ絶対できない

 

だから、こうなると

自然と年長者を敬い

上の人は下の人を慈しむ体制が整われ

綺麗な上下関係が出来上がる

 

使っている道具が変わらなかったら、

今でもずっとお年寄りは

“マスター・ヨーダ”のような存在になるだろう

 

スマホ中心の世の中

スマホの操作が全くわからない年配者は

その時点で時間が止まってしまい

あっという間に取り残され

それは災害時に情報弱者に成り代わる

 

 

幸せってなんだろうか



・。*・。*・。・。*・。*・。
【円相寺副住職のイベント情報】
・。*・。*・。・。*・。*・。

【5月23日】16:00〜19:00 ななカフェこども食堂 in 円相寺

【毎週土曜】朝7:00 一緒にお祈り(お経を読むお参り)しませんか?

【しばらくお休み】朝10:00~11:30「寺ヨガ」

【毎週金曜】15時~17時 大人のための書道教室(美和台公民館)

【満員お礼】小中学生対象リアル寺子屋式子ども書道教室はこちら

↓↓↓円相寺副住職のイベント情報公式LINE@お知らせが来るかも!?

副住職は仲間になりそうにこちらを見ている


副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている!

【お問い合わせ】
円相寺副住職 裏辻正之(えんそうじ ふくじゅうしょく うらつじ まさし)
アイコンをポチると各SNSをご覧になれます↓↓↓
         YouTube

〒811-0213 福岡市東区和白丘1-10-48