よくある誤解、お寺の「永代供養」と「納骨堂加入」は全く別物
お寺に遺骨を預ける=永代供養
ではありません
●基本的に永代供養とは
お参りする方がいない、
「後がいない家(人)」に代わって
お寺が永年に供養していくことを言います
お寺の納骨堂(お墓)に遺骨を預けて、
お彼岸やお盆にお参りに行く
というお考えでしたらそれは永代供養とはいえません
見る人がいるのに「永代供養をお願いします」と聞かれると
何か誤解されているのではないかと私は思ってしまいます
永年といいましたが
最近は33回忌や50回忌までと約束するところが多いです
(「期限付き代理供養」とか名前を変えたらいいのになあ)
それを過ぎると「合祀」と言って、
骨壺から遺骨を出して土に還すための永代供養墓に入れます
また、最初から
永代供養墓の中に預けたりするところもあります
そもそも永代供養ですから、実際に今でも、
お寺が続く限り供養していくというお寺さんは結構あります
ですから、永代供養が“商品化”して流行りに流行る前は
そう簡単にはできませんでした
●何を預けるのか?これに4つあり
①その御霊(位牌)を預けて供養していただく
②遺骨を預けて供養していただく
③その両方
④何も預けず、お寺の永代供養用過去帳に戒名を記載してもらう
それぞれ
お寺によって異なります
よくよくお尋ねになってください
●いくらお包みしたらいいのか?
それも
お寺によって異なりますw
昔は永代供養を頼むということは
家が絶えるということは
財産が残って仕方がないということで
全財産だったと言われています
例えば、田んぼを1反(300坪)とか2反を永代供養代として
お寺に出していました
(余談ですが、当然お寺は米を作る技術がないのでそれを農家の方に貸し出して収入を得ていました。ところが戦後、農地解放ですべて没収されたのです。)
永代供養を明瞭会計にできない理由はさまざまで
例えば、
200年以上菩提寺と関係が続く家と
最近引っ越してきた方
とでは同じにできない事情が複雑に絡んでいると思います
今は家ごとに事情も異なりますので
いわば“オーダーメイド”で永代供養をお願いされると考えた方がいいです
しっかりと考えるということが
後々お寺さんが永代に渡って供養していく想いにつながります
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