仏教の話日記

鬼滅の刃に出てくる鬼たちは悲しき業を背負った姿 絶対的恐怖に脅かされるが 激しい戦いの末、 主人公の有情によって 心が解放される


 

鬼滅の刃に出てくる鬼たちは悲しき業を背負った姿

絶対的恐怖に脅かされるが

激しい戦いの末、

主人公の有情によって

心が解放される(これを漫画の世界では「成仏」と表現されていた)

 

誰でも最初から鬼になったわけではない

悲しき過去因縁があって

孤独と不安に苛まれ

判断ができない状態に陥り

なるべくしてなったのである

 

あのダース・ベイダーもしかり

カイロ・レンも

ましてや生身の私達がそうでないはずがない

 

常日頃

今こうして無事にいれることを見つめ感謝し、

ダークサイドに侵されないように

“幸せマインド”をいかに構築するかに意識を向けよう

 

 

さて、

鬼滅の刃を読んで思ったことは

(書道の生徒から借りましたw)

いかにも“ジャンプらしいマンガ”という点

ドラゴンボールを見て育った世代はかなりヒットではないのか

今の子ども達に、というより

その親たちに、という感じだ

 

努力、根性、汗、立ち上げる

こういうキーワードを聞かされた世代は

ちゃんと“修行して強くなる”という点にものすごく共感を得る

 

というのは

最近の世の中の傾向は

「天才なんだけどなかなか発揮できない生きづらさをかかえて、それを取り戻していく」という努力シーンを省いた設定が多い中で、この手の漫画が再発したのが非常に嬉しいのである

 

また、多くの人が気づいている通り

ジョジョの第1,2部に酷似している

(そういえば、ジョジョ展を見に行きたい) 

 

太陽に当たると消滅するという時点で

鬼というか、吸血鬼であり

あのボスは丸っきり“DIO様”である

 

「呼吸法」もしかり

一日中あの呼吸法を目指す修行の時

ならば“リサリサ先生がジョセフに着けたあのマスク”を着けさせればいいのに、と

もどかしさを感じた方もいたはずだ

 

とにかく、読みだすと止まらない

字数が少ないため、

あっという間に一冊終わってしまい

あっという間に“ロス”になる

 

今後の展開に目が離せない



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