初めて飯盒炊飯をする時は炊けているのかどうか不安だったら、
とにかく楽しいことをしよう
一か月前から予約していたキャンプ場へ
キャンプといったら飯盒炊飯だ
というのは
長男がどうしてもしたい、と
わかる、わかる
男子は本能的に武器を
扱いたくなるのと同じように
火を扱いたい
一日が終わって
暖炉の火をじっと見つめる農夫は
それによって心を落ち着かせるといわれる
女子にはわからない本能
アウトドアは
不便を楽しむ娯楽というが
合理的かつ迅速をモットーとする私には
全くもって不向き
一回きりかもしれない今回の企画に
道具をそろえることなど毛頭なく
すべてレンタル
泊まる場所は
もちろんテントではなく
キッチンやベッド、シャワーなど
何もかも揃っていて、なおかつ
自然を十分に楽しめるバンガロー、ロッジ、
キャンピングカーを改造した既存の宿泊施設へGO
(前置きはここまで)
やはり、子どもだけでやらせたのが失敗
火が付いたのを確認したら
私は子どもを二人おいて
ロッジへ向かい、
ひとりでカレーを作りながら
DSでドラクエをやっていたのがそもそもの間違い
気になって炊飯場へ行ってみたら
時すでに遅し
焦げた匂いが充満している
恐る恐る開けてみると
デカい焼きおにぎりが出来ていた
幸い4合焚いていた内の約3合は賞味可能
味はいつもと違うが
家にいるような気分で
飯盒炊飯カレーができるのは最高である
次に来た時は
ロッジの中にある炊飯ジャーで焚きたい
福岡の田川にある
源じいの森
桜が見事です






