質問「正座の時に足がしびれない方法ってあります?」答えて曰く・・・
フフフ
正直言ってそんなものはありません
今の時代、する機会もなければする必要もありません
自宅でする法事も正座をしなくても大丈夫です
お焼香など、作法をする時だけで構いません(私はそう思う)
そもそも、なぜしびれるかを経験上申し上げますと
①微動だにしなかったら誰でもしびれます
ですから、適度に“体重ずらし”をしましょう
「礼拝」をする作法の時、“ここぞとばかりに”深く体を曲げ、お尻とかかとの位置をずらすのです
礼拝の有難さがわかります
②ふくらはぎを締め付けるとすぐに“くる”
ジーパンなど、ふくらはぎを締め付けるようなズボン
また、・ふくらはぎがむくんで堅いと大変危険で「足がつります」
亡き方やご先祖様の想いなどどこかに飛んでいきます
ふくらはぎと足首のストレッチをしときましょう
③筋肉が付きすぎている
これも②に関連することで、要するに堅いのです
第二の心臓と呼ばれるふくらはぎを日ごろからモミモミしましょう
④単純に慣れていない
足の甲や膝頭が体重に耐えられない場合、それは単純にしなれていません
⑤信心が足りない
これはウソです、信心は“やっていると”グラデーションで備わります
⑥フローリングや木の材質による
ヒノキや杉の無垢材ならなぜか足の耐久力は持つのですが、
堅い材質や集成材は“きます”
(板張りに座布団なしで正座は坊さんの修行)
⑦お経がいつ終わるのかわからない
正座はマラソンです
しかも「精神と時の部屋(ドラゴンボール)」のように時間が経つスピードが恐ろしく遅くなります
終わりがわからないからペースがわからず、リタイアしてしまうのです
これを機にお経の本を手に取りましょう
実はお坊さんの世界ではしびれはまだ気持ちのいいものなのです
スパの電気風呂のような感じです(私は怖いから入らない)
正座の痛さの真骨頂は正座疲労が溜まった後にくる「膝の痛み」です
あの痛みを体験すると
寝ても立っても、椅子に座っても痛く
アイスピックで膝を刺しても、その痛みには及ばない程の痛さです
しかも、その痛さを耐えるとなぜか全体力まで消耗し、疲れ切ってしまいます
仏壇の前に椅子を置いても構いません
お盆の時にお坊さんが来るからと言ってどかさなくてもいいのです
きっとお坊さんの笑顔が見れますよ
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