「わかる」ということ
意識をしないと聞こえないもの見えないもの
お盆参りをしておりますと
いろんな方とお会いすることができます
檀家Aさんから
「最近は救急車と救急ヘリが多いですね~」
そういえば、
私はお盆参りのことで
意識をしていないからか
他の事に気を取られていたからか
そういうことがあったことすら気が付かなかった
おそらく、熱中症で搬送されるお年寄りのことなのだろう
「お変わりありませんか?」
と尋ねると
「主人を亡くして3年になります、
やっと落ち着いたように感じます」
そこで
私は初めてご主人が亡くなったいきさつを聞いた
救急ヘリで運ばれたこと
突然、倒れたこと
それから、入院して家に帰ることが出来ず、
しばらくして息を引き取ったこと
だから
今でもヘリの音、サイレンの音でその時を思い出してしまうそうだ
私が普段意識しないと聞こえない遠くで鳴るサイレンの音は
その方にとってはいつまでも消えない過去
人はそういうことを経験して
たとえ、かすかに聞こえるサイレンの音でも
十分に鳴り響く音に聞こえるのである
歳を取る
病気になる
死を迎える
こういう機会を迎えて人は初めて、
「わかる」ということを経験するのだろう
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