「わかる」ということ
意識をしないと聞こえないもの見えないもの
お盆参りをしておりますと
いろんな方とお会いすることができます
檀家Aさんから
「最近は救急車と救急ヘリが多いですね~」
そういえば、
私はお盆参りのことで
意識をしていないからか
他の事に気を取られていたからか
そういうことがあったことすら気が付かなかった
おそらく、熱中症で搬送されるお年寄りのことなのだろう
「お変わりありませんか?」
と尋ねると
「主人を亡くして3年になります、
やっと落ち着いたように感じます」
そこで
私は初めてご主人が亡くなったいきさつを聞いた
救急ヘリで運ばれたこと
突然、倒れたこと
それから、入院して家に帰ることが出来ず、
しばらくして息を引き取ったこと
だから
今でもヘリの音、サイレンの音でその時を思い出してしまうそうだ
私が普段意識しないと聞こえない遠くで鳴るサイレンの音は
その方にとってはいつまでも消えない過去
人はそういうことを経験して
たとえ、かすかに聞こえるサイレンの音でも
十分に鳴り響く音に聞こえるのである
歳を取る
病気になる
死を迎える
こういう機会を迎えて人は初めて、
「わかる」ということを経験するのだろう
・。*・。*・。・。*・。*・。 【円相寺副住職のイベント情報】 ・。*・。*・。・。*・。*・。 【5月23日】16:00〜19:00 ななカフェこども食堂 in 円相寺 【毎週土曜】朝7:00 一緒にお祈り(お経を読むお参り)しませんか? 【しばらくお休み】朝10:00~11:30「寺ヨガ」 【毎週金曜】15時~17時 大人のための書道教室(美和台公民館) 【満員お礼】小中学生対象リアル寺子屋式子ども書道教室はこちら ↓↓↓円相寺副住職のイベント情報公式LINE@お知らせが来るかも!? 副住職が仲間になりたそうにこちらを見ている! 【お問い合わせ】 円相寺副住職 裏辻正之(えんそうじ ふくじゅうしょく うらつじ まさし) アイコンをポチると各SNSをご覧になれます↓↓↓ 〒811-0213 福岡市東区和白丘1-10-48