日記

年末大掃除は儀式的な意味合いがあると思っているので「伝承」を目的として子ども達と一緒に行っています


 

年末大掃除は儀式的な意味合いがあると思っているので

「伝承」を目的として子ども達と一緒に行っています

 

だんだんと楽になってきた年末の大掃除

三男(三歳)が小学4年生ぐらいになれば

私は餅を飾ったり、

お屠蘇の準備ぐらいになるんじゃないかと

夢見ているが

 

もちろん、

今はまだそうもいかない

 

やっと長男(中一)が窓掃除をしてくれるようになった

これは掃除の中で一番大変で

なんせ、極寒の中で孤独と闘いながらの作業

透明なガラスは掃除をしたかどうかが一目瞭然

手抜きができないのである

 

当然まだまだ中坊なので

かなりテキトーな仕上がり

 

まぁ、

ご先祖様はこのご様子をご覧になって

さぞやお慶びだろうと

思うようにしている

 

次男には

「兄ちゃん(長男)はすごいなあ!

お兄ちゃんみたいに6年生になったら、窓掃除だよ」

と言い聞かせ

窓掃除のポジション=立派な青年の地位

のように刷り込む

 

そう

どこかの部族が成人式に

バンジージャンプをしてもらうように。

 

遊ぶ時は広い座敷を喜ぶ

しかし、掃除となると

この広い空間が苦痛で仕方がない

人間とはそういうもの

 

「お父さんは一人でやってたよ」

というと、ビックリして持っていた紅茶のカップを落としそうになる子どもたち

 

掃除をし始めると

なぜ大掃除をしなくてはいけないのか

という疑問が出てくる

 

そして

お寺に生まれた宿命を

嫌悪する時期に入るのだ

 

こうして私も

それを通過して来た

 

その苦悩が糧となり

大学の時になって

“同じ環境で育った人”と出会う

 

ここで「救い」という言葉がわかるようになる

“わかってもらえる”とは

どれだけ自分に生きる力を与えてくれるのかを

実感する瞬間だ

 

その縁を喜ぶようになると

今まで育ってきたことも感謝できるようになると

思っている

 

帰省すれば

もっとわかってもらう人がいることに気づく

質問すれば、今まで黙っていた父が

口を開くようになる

そうやって

やっぱりこの家に生まれて良かったと

思う時がくるんだよね

 

まだまだ先のことですけど

 

(っていうか、そうなるとも限らないけど)



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