お釈迦さまの時代、インドの古い宗教にバラモン教があった
そこに、バラモン教の師匠に習う、弟子のアングリマーラという青年がいた
非常に真面目な青年で、誰よりも頭が良く、礼儀正しくて、イケメンといわれた。いわゆる好青年。
そうなると、弟子たちの中にはアングリマーラをよく思わないもの、嫉妬するものが出てくる、自分たちの師匠に「アングリマーラは師匠の奥さんとよからぬ関係を持っているようです」と告げ口するようになった
また、師匠の奥さんはあまりのイケメンであったアングリマーラを誘惑する、
しかし真面目で師匠を尊敬してやまないアングリマーラは断る、そこで奥さんはプライドを傷つけられたと逆上して、自分の亭主に「アングリマーラから乱暴された」と濡れ衣を着せる
こういう組織ってありますね、
あいつは悪いやつだとレッテルを貼り、プライベートのスキャンダルを作って、信頼関係を破壊する人たち、
それによって被害者はすべてを失い、自分以外の全員は敵であるという負のエネルギーを作っていき、やがて誰からも相手にされないようになるんですね
なんとこの師匠、こともあろうか自分の奥さんの言葉を丸呑みしました。
徹底的にアングリマーラを破滅させようと考えて、お前はまだまだ修行が足りんから、特別に最後の修行をさせるといいました。
「1,000人の人を殺し、殺した人の指を切り取って首飾りにしなさい。それができれば、お前は究極の解脱を得るだろう」
これはアングリマーラを精神を病んで破滅することを狙った、極めて陰湿な、死ぬことよりもはるかに苦痛を持たせることでした。
師匠、いわゆる上司に恵まれなかった人は本当に不幸です。
なぜこのような師匠の言葉を信じたか、
インドには小さい頃から師匠というのは神様に近い存在という社会背景もあります
崖っぷちに立たされた人間は、与えられた方法がどれほど異常であっても、「これさえやれば助かる」という頼りないものでも信じてしまう、藁(わら)を掴もうとしてしまうからです。
それから、アングリマーラは何かに取り憑かれたように、一人殺し、二人殺し、殺人鬼、怪物、と恐れられ人間扱いされなくなり、誰ともつながることができず、どんどん孤独になっていく、999人を殺し、あと一人で自分は師匠から許されると思って、出会った1000人目がお釈迦さまでした。
お釈迦さまが最初にかけた言葉は「止まれ」でした。
走り続けている時、人は自分の間違いに気づけませんから
「もう後戻りできない」「こうするしかない」という強い思い込みの中にいるからです。
「止まりなさい」
つまり、
ただ静かに自分を見つめる時間(沈黙の時間)を持ちなさい
アングリマーラは悪人だから人を殺したのではなく、純粋で真面目だった、普通の人だったということです。
いつどうなるか、どんな状況でどんな環境で、人は追い詰められるとどうなるかわかりません。
その心の動きは自分で自分の心を見つめていく必要があります。
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