仏教の話

パロディ版『雨にも負けず』で自己を省みる~人間とは何か④


 

前回の人間とは何か③で

宮沢賢治の『雨にも負けず』から

私たちの心を照らし合わせてみました

 

まあ、

あまり深刻に考えすぎず

頭の隅に置いとくだけで十分です

 

今回も『雨にも負けず』に関連したことです

 

宮沢賢治の生まれ故郷

岩手県盛岡市の小児科の先生が学会で発表されたのをきっかけに話題になりました

ある小学校の校長先生が作ったと言われるものを紹介します

 

(※非常に過激な表現がありますのでご注意いただきたいと思っています)

 

 

雨にもあてず

風にもあてず

雪にも 夏の暑さにもあてず

ぶよぶよの体にたくさん着込み

意欲も体力もなく いつもぶつぶつ不満を言っている

 

毎日塾に追われ

テレビに吸い付いて遊ばず

朝からアクビをし

集会があれば貧血を起こし

あらゆることを自分のためだけに考えて かえりみず

作業はぐずぐず

注意散漫すぐに飽き

そしてすぐ忘れ

 

ごみごみした都会の小さなうさぎ小屋にいて

東に病人あれば

医者が悪いと言い

西に疲れた母あれば

養老院に行けと言い

南に死にそうな人あれば

寿命だと言い

北に喧嘩や訴訟があれば

遠くから眺めて関わらず

 

日照りの時は冷房をかけ

寒い時は外にも出ず

 

みんなに勉強勉強と言われ

叱られもせず

怖いものも知らず

ほめられてばかりいる

そういう現代っ子に誰がした。

 

 

10年ちょっと前の子どもの姿をもとに書かれたもので

かなり過激な表現もありますが

子どもは大人の鏡であります

どこか思い当たるふしがあるのではないでしょうか?

 

 



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